今日から「清明」です。

「草や木、水、万物が清く明らかで、吹く風が心地よい季節」。

初候は「玄鳥至（つばめきたる）」。
燕がはるばる海を渡って日本の里山に帰ってきます。
愛らしい姿に今年も出会えます。

さて「清明」は、若い芽や葉が柔らかく香りの良い頃。
工芸店ようびでも、しばらくは山菜がうつわに盛られることになります。

こちらは、蕗の薹の味噌、蕗味噌です。
桜の頃には終わっていますが、蕗味噌にしておくとしばらく楽しめます。

うつわは、中村恵子さんから絵唐津の小鉢。
菱形の形は、ぎしっと盛り付けても美しく決まります。

見込みには、燕ではありませんが、千鳥が気持ちよさそうです。

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