漆器・輪島塗:朱内黒三段小重・奥田志郎

漆器・輪島塗:朱内黒三段小重・奥田志郎

ちょうど二人分のおせち料理を詰め込むことができる小さなお重箱

今日は源平最後の合戦、「壇ノ浦の戦いの日」。

今日は「連子鯛の日」でも。
合戦に破れ海に飛び込んだ平家の女性たちが連子鯛に化身した・・・伝説から。
キラキラ光る愛らしい連子鯛は壇ノ浦周辺でたくさんとれるそうです。

連子鯛は6月から8月に最も脂がのるそう。
夏が愉しみです。

そして、工芸店ようびで「連子鯛」といえば、京都とりともさんの「鯛す」。

そのままいただいても美味しいのですが、店主のおすすめは胡瓜を挟んでわさびでいただくもの。
随分前になってしまいますが、ひな祭りのコーディネイトに、奥田志郎さんの「朱三段小重」の「一の重」に盛ったことがあります。

二人分のおせち料理にも、お惣菜の盛鉢にも、用途が広い「朱三段小重」。
気長に再入荷をおまちいただければ・・・としか申し上げられないのが残念です。

染付・阪東晃司さん

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木