九谷焼:色絵銀彩雪笹文結文形向付・正木春蔵
「正木さんにしか出来ない雰囲気のよいものになっていると思います。」
作者の正木さんのお話では、あるお家の売立目録に「仁清写し結び文向付」とあり、絵替りの中から雪笹を選んで作りました、ということでした。正木さんにしか出来ない雰囲気のよいものになっていると思います。
三種盛のようにも向付にも、また取り分け皿にもと多用にお役に立つうれしい一品です。
工芸店ようび 店主 真木
正木春蔵さんから、冬にぴったりのうつわがやってきました!^^
平たいおにぎりのような形は、「結び文(ふみ)」を模ったもの。
「結び文」はその昔、恋文に多く使われた結び方だそうです。
そう伺うと、なんだかはんなりとした気分にも。
青が清々しい風景に、あわせて、銀彩の雪が優美で華やかな印象を添えています。
お正月のしつらえにふさわしい向付です(^^)/