漆器:黒二つ椀《合鹿椀》・奥田志郎

漆器・輪島塗:黒二つ椀《合鹿椀》・奥田志郎

「まり椀」「秀衡椀」・・・、故奥田達朗氏の志を継ぐ漆器のひとつです。

今日は「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録された日。

「和食」と簡単にまとめられていますが、具体的には「日本人が抱く”自然の尊重”の精神を体現した食に関する社会的慣習」が登録された・・・そうです。

登録された「和食」は4つの特徴で説明されているのですが、その一つが、

正月などの年中行事との密接な関わり
“日本の食文化は、年中行事と密接に関わって育まれてきました。
自然の恵みである「食」を分け合い、食の時間を共にすることで、家族や地域の絆を深めてきました。”
(農林水産省HPより抜粋)

お正月の準備、おすすみですか^^

さて、こちらは「二つ椀」、大小入れ子になった二つのお椀からできています。
「まり椀」「秀衡椀」・・・、故奥田達朗氏の志を継ぐ漆器のひとつです。

大きな方(一の椀)が飯椀、小さな方(二の椀)が汁椀として使われてきたのですが、冷素麺に、スープとサラダのランチに、お雑煮に、いろいろに使っていただけます。

今年は「朱」も仲間入り。
現在、コーディネイトを準備中です^^

お正月の道具

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木