「屠蘇肴四種盛り(黒豆、ごまめ(田作り)、数の子、たたき牛蒡)を盛り合わせるというのはどうでしょうか。」

松花堂弁当箱・奥田志郎

松花堂弁当の由来は、松花堂照乘の絵具箱を弁当に見立てて使ったものと言われていますが、諸説あって、よく解っていません。この四つに仕切られた空間に、向付、焼物、煮物、八寸とか、点心のように物相御飯を入れて向付を別の器に盛るとかというのが一般的な使い方です。

あまりに手間のかかる四つ割の仕事で、今は造るのをやめておりますが、少し残っているものを、お正月を前にして使い方を思いつきました。屠蘇肴四種盛り(黒豆、ごまめ(田作り)、数の子、たたき牛蒡)を盛り合わせるというのはどうでしょうか。お正月の料理はこの四種とお煮しめあればそれでよろしいのですから。

工芸店ようび 店主 真木

お正月のコーディネイト第四弾!
松花堂弁当を中心としたコーディネイトです。

お節料理を重箱に美しく詰め込むのは経験が必要。
でも、松花堂弁当なら、四つに割っているので、ころころの黒豆もたっぷり盛り込めます。

ぎゅっと数人分、ちょこちょこっと一人分。
場面に合わせてお使いいただけるのも、おすすめの理由の一つ!^^

現品限りとなりますので、お見逃しございませんように!(^^)/

お正月のコーディネイト

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木