個性的な土物

灰釉縞皿・岸野寛

岸野さんは父上は水墨の画家、兄上は彫刻家と御一家が芸術家の中で育たれ、よいもの古いものに触れて来られた上、福森雅武さんのお弟子さんでもあり、基本のしっかりした素晴らしい感性を磨きつつ作陶をしていらっしゃいます。

この様な個性的な土物、火の窯(登り窯、穴窯など)のものは展覧会で一つずつお客様が見られて求められる以外に使い手に渡る方法がないのですが、展覧会というものをしない日常的にものを見ていただく姿勢の店「ようび」も、そんな個性をお客様にお見せしておすすめ出来ればと願って、むずかしい問題をクリアーしつつおたのみしているところです。

この度は秋らしい取り皿2種をお見せいたします。志野風の湯呑も地味ながら岸野さんらしい肌合いが美しいものです。

工芸店ようび 店主 真木

ようやく雨が上がった大阪です。

でも、どんより。
そして、真冬が待ち受けています。

寒くなるとわかっていても、まだ11月、
厚手のコードを着る気になれない・・・。
こうやって、風邪を引いてしまうのかも知れません(≧∇≦)

暖かく、暖かく、ですね^^

さて、久しぶりに岸野寛さんです。

こちらは、灰釉の小皿。
釉薬がたまった部分が青味を帯び、表情豊かな風景となっています^^

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木





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