まさにスイバの花の優しさを思わせます^^
春の風物詩の山菜。
まだまだ畑に野菜が少ない頃に、山に野に顔を出す草や木の芽たち。
まだまだ眠い身体を起こしてくれる頼もしい食材です。
つくしやたんぽぽ、よもぎに筍・・・。
そんな一つにスイバがあります。
おひたし、あえもの、煮びたしなど、アクを抜いてからいろいろにいただきます。
個人的には、
いまだ、イタドリとスイバの名前で混乱していますがA^^;)
さて、
こちらは、土楽窯当主、福森雅武さんご自身作のうつわです。
描かれているのが「スイバ」。
雌雄別株のスイバは、とても地味な花をつけます。
白い花の雄株に対して、雌株の花は優しい色合いがエレガントな貴婦人のようです。
中皿には線刻で描かれていますが、土と釉薬が作り出す風景は、まさにスイバの花の優しさを思わせます^^