「こんなお弁当があれば」

にちにち弁当箱・透漆・奥田志郎

店のスタッフ達が「こんなお弁当があれば」と思った寸法を基本に作ってみたものです。

・カバンに入りやすいこと
・中のものが入れやすいこと
・入る分量がちょうど良いこと

等々です。

にちにちこのお弁当で楽しんでいただくのが一番大切なことなので、お重箱などよりも丈夫にと心がけました。全体に布をかけ、軽みを出すために下地を付けず中塗りを二度、上塗りを一度してしっかりぬり固めてあります。小さなプツプツは布目の中に漆が染み込んで布目が見えているからです。内側は水分その他が染み込まないように下地をつけた本固地です。

作者はそれでもこの価格になると恐縮していますが、きっとおよろこびいただけることと信じて出させていただきました。

工芸店ようび 店主 真木

今日は「勤労感謝の日」。

いかが過ごされますか。
紅葉の見納め散歩・・・でしょうか。

さて、
こちらは、奥田志郎さんからの待望のお弁当箱です。

待望・・・!

女性の毎日のお弁当は、程よい量が入って、詰め込みやすくて、持ちはこびやすくて・・・。
ある日、スタッフが店主とあれやこれやと話をしているうちに、
店主の「作りましょうか」の一声が!

毎日使う物だから・・・。
あわせて、奥田志郎さんのこだわりがプラスされ、
なんとも素敵なお弁当箱が完成しました^^

もちろん、弁当男子にもおすすめです!

急に寒くなりました。
雪の予報も出ています(≧∇≦)
お弁当を持って・・・というわけにはいきませんね^^

お弁当箱

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木