うつわ全体で秋の夕暮れの空間をみごとに表現した逸品です(^^)/

色絵秋草紋沓型深鉢No.2・伏原博之

十五夜の次の日、今日は「十六夜(いざよい)」。
十五夜に比べるて、躊躇するかのようにゆっくりと顔を出す控えめな月。

「いざよう」とは「ためらう」という意味だそうです。
十五夜との月の出の時間差は50分ほど。

晴れますように!^^

さて、
伏原博之さんから、秋草の美しい大鉢がやってきました。

薄雲がかかったような優しい光を放つ月の光に浮かぶ秋草。
うつわ全体で秋の夕暮れの空間をみごとに表現した逸品です(^^)/

乾山を写した白の月は、月日とともに燻銀へと美しく変化していきます。
それも愉しみです^^

京焼

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木