九谷焼:春草紋中皿・山本恭代
「これからの進化を期待出来る手のきれいな方です。」
私の兄・野田行作は60才に満たぬ年齢で亡くなってしまったのですが、当初ようび開店いたします前から、東京芸術大学の先生方と「玄艸会」なるグループを作って、質の高いさまざまな工芸品をつくって、高島屋と三越で年に一度発表しておりました。兄は主に食器を作っておりましたので、それを商品として多くの方々に見ていただきたい、使っていただきたいと思うようになり一九七〇年に「ようび」を開店させていただきました。
それから二十二年、漆の下地に関するさまざまな試行錯誤を繰り返しつつ、装飾で産地にはない新しい意匠のものたちを作って提供してくれていましたが、一九九二年に帰らぬ人となってしまいました。
あまりに急なことでしたので、その頃とりあえず取り置きましたものを、この度出させていただきました。裏に少々こすれ跡等ございますが、よろしければ兄の最後の作品としてお使いいただきますと嬉しく思っております。
春草の乾山写しのお皿は、もと正木春蔵さんが作って下さったものですが、そのお弟子になられた山本恭代さんが正木さんの指導を得て作られたものです。これからの進化を期待出来る手のきれいな方です。
工芸店ようび 店主 真木
まず、野田行作の重箱がブログ(メルマガ)のご案内の前にお求めいただきました。
あらためて、ありがとうございます。
重箱ともう一つ、ぜひ注目していただきたいのが「春草の乾山写しのお皿」。
以前正木春蔵さんに作っていただいていたものですが、この度、正木春蔵さんのご指導のもと、山本恭代さんに作っていただくことになりました。
白化粧が残り雪のようです。つくし、ワラビ・・・、花は雪割草でしょうか。
春の到来の喜びがうつわ一杯に・・・。
お正月のしつらいの準備、順調におすすみでしょうか。






