染付細麦わら飯碗・阪東晃司
伝統的な麦わらの文様は、爽快でありながら優しい印象です。
今日は「広島平和記念日」です。
1945年8月6日午前8時15分、広島市上空おおよそ600メートルで原子爆弾が爆発。
あらためて、原爆が爆発した空の下には、街があり、人々の暮らしの営みがありました。
「核の脅し」にさらされている今、忘れてはいけない一日です。
さて、阪東晃司さんから、麦わらの飯碗がやって来ました。
素地にガラス質となる長石や珪石の成分が多く含まれているため、しっとりとした透明な肌が持ち味になっています。
釉薬(うわぐすり)には自然釉の樫(かし)の灰を半分程あわせていて、天然呉須と釉薬の絶妙な相性で優しい藍色に。
やわらかな温かみのある飯碗。
伝統的な麦わらの文様は、爽快でありながら優しい印象です。






