九谷焼:染付蓮花形向付・正木春蔵
「これはこれはと納得のゆくもので」
二十余年も前に、特定のお店のために作っていただいた蓮の花の平向付を、その頃の料理長のご依頼でまたお造りしました。
古染付の写しの技術も全体の雰囲気も、これはこれはと納得のゆくもので、夏の御馳走の代表、鱧の落としを盛ってみました。きれいに納まっています。大葉とさらし新たまねぎを添えて。梅肉しょうゆとわさびで味の変化を。
工芸店ようび 店主 真木
今日は「夏の土用の丑の日」。
うなぎの日。
細長い体型の魚・・・ということで、こちらは「鱧の落とし」です。
漁獲後も長く生き続けるので、海から遠い京の街で特に親しまれている鱧。
祇園祭を「鱧祭」と呼ぶほど^^
正木春蔵さんの蓮の向付で、とても爽やかな一品となりました。






