粉引鉢・辻村塊
たっぷりと掛けられた白化粧の濃淡で、表情豊かな粉引となっています。
今日は「精霊の日」。
『万葉集』の歌人、柿本人麻呂、和泉式部、小野小町、この3人の忌日が今日だからだそう。
万葉集の時代。
主食はすでにお米でした。
「強飯(こわいい)」と言って、蒸して食べていたそうです。
今の「おこわ」と同じですが、当時はうるち米も蒸していたそうです。
「おにぎり」の原型もあったそうで、「屯食(とんじき)」と呼ばれていたとか(o^^o)
さて、辻村塊さんから粉引の小鉢です。
たっぷりと掛けられた白化粧の濃淡で、表情豊かな粉引となっています。
今回の窯出し分は、赤味のある御本手が見られるものも。
寸法もさまざま。
いろいろをお楽しみください。
盛ったのは、今年は少し旬が遅いかもしれませんが、菜の花の辛子酢味噌です。