白磁(天草陶石):白瓷6.5寸向付・海老ヶ瀬保
「甘草の芽を配し「もうすぐ春」をのぞかせました。」
李朝白磁の美しい形の心地よい浅鉢を見つけましたので、何だかんだと御説明して、海老ヶ瀬保さんにお願いして作っていただきました。
この季節には少々寒々しい白ですが、かえって雪を思わせます。長芋のすり下ろしの白を強調して、甘草の芽を配し「もうすぐ春」をのぞかせました。
こんぶ豆は中村恵子さんの唐津の小付に、冬夜長しの良寛の詩を書いた盃(古川章蔵作)なども味わっていただきたいなと思います。お箸置は干支の象徴的なうろこ紋、金と朱と緑という美しい色使いです。
工芸店ようび 店主 真木
今年の立春は2月3日。
いつもより一日早くなっています。
地球が太陽の周りを一周するのが365. 2422日だからだそう。
うるう年と同じで、辻褄合わせに数年に一度調整されているそうです。
名ばかりの春。
来週にこの冬一番の寒気がやってくるそうです。
日頃雪がない地方でも雪景色になりそうな。
期せずして今回のコーディネイトにぴったりな風景に・・・。
マグロの漬けでご自愛くださいませ^^