伊賀焼:雅造椿釉扁壷碗・福森雅武

伊賀焼:雅造椿釉扁壷碗・福森雅武

椿釉の青のベールが、複雑な、そして、ふんわり優しい風景を作り出しています。

今日は「薩摩の日」。

イギリスと薩摩藩の間で起こった戦闘が薩英戦争。
なんとこの戦いがきっかけでイギリスと薩摩が急接近。

3年後の1866年のこの日にイギリスの使節団が薩摩藩を訪問し、薩摩は盛大な宴を催したそう。

同じ1866年には、薩長が同盟を結び、一橋慶喜が将軍に就任。
1867年には大政奉還、1868年が明治維新を迎えました。

さて、歴史の話は難しく、薩摩と言えば「さつまいも」。

こちらは、さつまいものレモン煮。
おかずになるように、隠し味に醤油を使っています。

盛ったのは福森雅武さんの扁壷碗。
椿釉の青のベールが、複雑な、そして、ふんわり優しい風景を作り出しています。

土楽

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木