野村佳苗さん
「「使っているうちにだんだん愛着を持っていただけるような器をめざしています」とおっしゃいます。」
お茶の水女子大学文学部御卒業、京都の訓練校を経て山科の窯元で6年の修行後、自宅に工房を作り、古いものたちからさまざまなことを学びつつ、そこから自分の解釋を経て作陶なさっています。
材料は琵琶湖周辺の土や琵琶湖に生えている水草等を使って作陶することが今のところの理想との由。
「使っているうちにだんだん愛着を持っていただけるような器をめざしています」とおっしゃいます。
工芸店ようび 店主 真木
野村佳苗さんのうつわのご案内です。
こちらは、野村佳苗さんから青みを帯びた緑「碧織部」の向付。
蕨が八百屋さんにならんでいました。
独特のシャキシャキとほのかな春の苦味を味わうならお浸です。
さっそく「碧織部櫛目向付」の小鉢に。
「碧織部」が愛らしいけど地味な蕨をもり立ててくれました。