豆彩花鳥文湯呑・阪東晃司
ゆっくりと育ててくださいませ。
今日は「日本遺産の日」です。
「世界遺産」に比べると、あまり聞き慣れない「日本遺産」。
文化庁によると、
「地域に点在する遺産を「面」として活用し、発信することで、地域活性化を図ることを目的としている」
だそう。
たとえば「シュガーロード」。
江戸時代整備された長崎と福岡の小倉を繋ぐ長崎街道のことです。
街道沿いには、「丸ぼうろう」や「カステラ」などの南蛮菓子名物がいろいろあります。
キーワードを「砂糖」「外国から来たお菓子」に絞り長崎街道沿いを旅すると、長崎街道の別の面が見え隠れ。
食いしん坊におすすめの旅の一つの楽しみ方・・・です。
さて、阪東晃司さんから人気の湯呑「豆彩花鳥文湯呑」がやってきました。
本歌は店主のお気に入りの湯呑で、模様は明代(成化年)の豆彩の写し。
砂混じりの土など、制作ごとに本歌に近づいていっています。
使うにつれ手になじみます。
ゆっくりと育ててくださいませ。