漆器・輪島塗: 黒五つ椀・五の椀・奥田志郎
「暈がかかったようなモワッとした美しい塗り面」
明日は「うるしの日」です。
平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王がこの日、漆の製法を虚空蔵菩薩から伝授されたという伝説があるからだそう。
日本の風土にとって欠かすことのできない漆は、かつて「Japan」と呼ばれていたことがあります。
縄文時代の前期の遺跡から朱漆を使った装飾品が出土されているそうで、日本が世界の漆の源だという説もあるそうです。
ということで、こちらは「五つ椀」から最後にご案内する「五の椀」です。
日本の漆にこだわった奥田志郎さんの漆の器たち。
こちらも、他の器と同じように、光沢を出すための「呂色仕上げ」はあえて省いています。
「暈がかかったようなモワッとした美しい塗り面」を味わってください。