漆器・輪島塗:まり椀・奥田志郎
始まりは辻留さんがお持ちの弥生時代の丸い土器。
御飯、お汁、お菜を盛る一汁一菜の基本は、三つ椀から始まっています。
この度のものは、まり椀を本来の飯椀として用いています。どちらかと云うと口造りが内側に反っています。サハリ椀は沙張理(即ち金属合金)で出来た碗の形の写しで、外に反っています。
これを 合せてバランスを面白くし、雪輪の形の向付に旬のほうれん草と玉子のバター炒めを色よく盛りました。
「【一汁一菜】お味噌汁中心の食事」より
工芸店ようび 店主 真木
奥田志郎さんからまり椀がやってきました。
お味噌汁椀として毎日のように使っていただいているまり椀、最初は飯椀としてご案内していました。
あの丸い形がご飯を一段と美味しくしてくれています。
工芸店ようびの原点とも言えるまり椀。
最初に奥田達朗さんが作ったのはこちらの朱、最初にお求めいただいた辻留さんのご注文は黒でした。
始まりは辻留さんがお持ちの弥生時代の丸い土器。
そう遠くない将来、まり椀の本歌の弥生土器をブログでもご紹介したいと思います。
のんびりお待ちくださいませ^^