京焼:色絵青もみじ紋平向付・伏原博之
「身近で親しい関係」
青もみじの平向付にはとり貝を、しょうゆか二杯酢で。
青もみじは古くからさまざまな作家が文様にしてきました。新芽のもみじ。花と一緒に美しく映えるもみじ。雨の季節のもみじ。そして蝉しぐれの中のもみじ。いずれも身近で親しい関係の植物です。こうして文様になると改めて美しさを感じることが出来ます。ようびは須田菁華さんと伏原博之さんのそぞれお二人の個性をいただいて御案内していますが、この度のは伏原さんの大変薄手の京焼で、ことの外華奢な平向付です。やさしくご使用下さいませ。
工芸店ようび 店主 真木
初夏から夏に涼し気な青もみじが、大きめの平向付になりました。
盛られているのは鳥貝。
諸説ある名前の由来ですが、一つは、鳥のくちばしに見えるから。
こちらはなんとなく理解できます。
もう一つは、食味が鶏肉に似ているから・・・。
わかりにくいですが、兎にも角にも美味しい鶏ぐらい美味しいです^^
肉厚で黒いものが良いそう。
地味な色は、もみじの青がもり立てます。