九谷焼:染付双鹿図三脚向付・須田菁華

九谷焼:染付双鹿図三脚向付・須田菁華

「今年も参りました。」

先代の菁華さんに53年も前にお会いした時「人間の口が突然変わった形になったりはしませんから、うちは同じものを作り続けます」とおっしゃったことを思い起こします。毎年秋にはこの見込に鹿の文様のお向を注文します。今年も参りました。

お煮物を盛ってみました。お芋と焼き目をつけた鳥のもも肉をやわらかく煮て三度豆をそえただけの何でもない煮物が、秋を感じさせてくれます。召し上がった後に染付の二匹の鹿を見ていただくことになります。

工芸店ようび 店主 真木

今週末は紅葉が見頃だそうです!
紅葉(こうよう)といえば紅葉(もみじ)です。
漢字変換がややこしい・・・^^

こちらは須田菁華さんに秋にお願いするうつわの代表格です。
うつわには紅葉はありませんが、見込みには二匹の鹿。

「紅葉(もみじ)」といえば鹿。
鹿は秋が似合います。

紅葉に鹿 染付双鹿図三脚向付

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木