漆器・輪島塗: 七尾椀・奥田志郎
「不思議だけれど美しいものの持つ力みたいなものを感じました。」
・・・前略
いままで粥椀として売らせていただいていたものと並べてみましたら殆んど同じものだったのです。
・・・中略・・・
五十年余りも経てしかも出来上がってから気がつくなんてと思いますが、五十年余前に奥田達朗氏が数ある合鹿椀の中から一つを選んで写したものと、弟さんの奥田志郎さんが「いいから写してみよう」と思われたものが殆んど同じだったことに不思議だけれど美しいものの持つ力みたいなものを感じました。
工芸店ようび 店主 真木
漆器を扱う店としてスタートし、漆器にこだわり続ける工芸店ようび。
こんな愉しいエピソードが生まれてしまうとは!^^
「粥椀」へのオマージュを込めて、「七尾椀」で「粥椀」と同じアングルで写真を撮ってみました。
どうでしょう、塗りがどちらも奥田志郎さんであることもあり、本当に瓜二つです^^
この度、「粥椀」は「七尾椀」の無地にバトンタッチされることも決まりました。
工芸店ようびの新たな1ページです。
あらためて、「粥椀」ファンの皆様、引き続き「七尾椀」もご愛顧よろしくお願いいたします。