漆器・輪島塗:帯椀・拭漆蓋・奥田志郎

「仲々面白いものになりました。」

蓋付椀は、二十年程前に作りました帯椀の本体に、拭漆の蓋を合わせてみましたら、仲々面白いものになりました。お蓋の必要な普段の椀として、お気軽にお使いいただけると思います。

工芸店ようび 店主 真木

特集「節分の頃」いかがでしょうか。
大豆ごはん、いつも想像を裏切る美味しさに驚きます^^

「吉の字椀」の粋な姿に目が移ってしまいますが、奥田志郎さんからもう一点、「帯椀」をご紹介させていただいています。
古くからある伝統的な「帯椀」ですが、ネットでは初登場。
蓋を付けてお値段据え置き・・・。
ずばり、現品限り、お値打ち品です!(^o^)

蓋も身も、材はけやきです。
蓋は拭き漆、身は目はじき。
塗りが違うと表情もがらりとかわりますね^^

残りご飯をお椀に入れて蓋をしておくと、お椀が上手に呼吸をして、冷めても美味しいご飯のままに・・・。
お試しください!^^

吉の字椀 節分の頃

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木