天啓赤絵花網文蓋付丼・土山敬司

天啓赤絵花網文蓋付丼・土山敬司

お正月料理が終わった頃・・・

お正月料理が終わった頃、母がよく蒸し寿司をしてくれました。お煮〆の残りなど刻みこんだりして、上に錦糸玉子、紅しょうが、みつば等を載せ、中々に美味しい味に仕上がっていました。甘酸っぱい匂いが蒸し器の中から蒸気と一緒にただよってきて、温かい気分につつまれたのを皮膚感覚のように覚えています。

少し大振りで蓋付でが条件です。蒸し器に4つは入る形にしたいと思い、直径を考えて作ってみました。

お吸物か白味噌のお汁があれば最高です。

工芸店ようび 店主 真木

明日は「七草粥」をいただくことから「七草の節句」とも言われる「人日(じんじつ)」です。
前日の今日は「六日年越し」。

一昔前まで、七草粥の準備は6日にされていたそうです。
まな板の上にのせて包丁で叩いた七草を、当日の朝にお粥に入れるのが昔からの風習だそう。

「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」

コロナ同様恐れられる鳥インフルエンザのことでしょうか。
無病息災、長寿健康。
古の人々の生活の知恵に驚かされます。

八百屋さんに「七草セット」が並んでいます。
今日、「 ストトントン」と行きましょう!(^^)

お正月料理が終わった頃

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木