伊賀焼:伊賀葉皿・辻村塊

朱筒椀には豆腐と白味噌など温かなものを。

これからの季節は木も草も枯れ始め、その過程も又美しいものです。季節を食卓に反映するよろこびはまた格別のたのしさがございますね。

辻村塊さんの力強い葉。秋の味覚、小芋の衣揚げ、鶏ささみの酒蒸し枝豆添え、鰊の甘露煮と取り合わせてみました。朱筒椀には豆腐と白味噌など温かなものを。辛口の常温のお酒とよく合うお献立だと思います。お酒はまだ少し夏の名残の片口に。秋本番にとうつろう頃のお食卓です。

朱筒椀は小ぶりに見えておりますが、薄手で、かなり容量は大きくたっぷり入ります。まり椀や他の蓋物と同じようにしっかり出来ておりますので、日々のご使用に充分に耐えるものです。

工芸店ようび 店主 真木

辻村塊さんから大きな葉っぱのうつわが届きました。

大きな葉っぱ・・・。

小さな頃、ままごと遊びで、お皿用の葉っぱを求めてうろうろ。
大きめの葉っぱを見つけたときの嬉しかったこと。

ふっと思い出しました。
泥団子、作りましたね^^

季節を食卓に

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木