見込みが狭い盛り映えのする中鉢です。
今日は盆の入り。
家々では、ご先祖を迎える迎え火がたかれます。
精霊馬。
馬はきゅうりで、お迎え用。
牛は茄子で、お送り用。
牛はご先祖様にこの世でゆっくり過ごしていただき、のんびりお帰りいただくことから、
あるいは、荷物を乗せるためとも言われています。
今年の夏は田舎が遠く感じられます。
心は繋げていたい・・・ですね。
さて、こちらは、大阪の夏の風物詩、水茄子のぬか漬けです。
盛ったのは、杉本太郎さんから新作の形も愉しい舟形鉢。
見込みが狭い盛り映えのする中鉢です。
ジューシーな浅漬けは、夏の喉を潤してくれます。
水茄子がまるまる一つ。
手で割いて、ぽぱっと盛り込んでくださいませ!