「今年また阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。」
この鶴の皿は、京都清水で作り継がれてきた御祝のための豪華なお皿です。お正月など、この皿に何かを盛りつけると即、お正月料理になってしまう程のインパクトがあります。
京の永楽家には、十一代保全の時代に紀州徳川家より賜られた河濱支流という金印が伝わっていて、特に自信作にはこの印を用いられると聞いています。これが押された見事な鶴皿を見たことがあります。それが保全さまの本歌だったのでしょうか、清水でさまざまの人たちがこの皿に挑戦して来られました。
ようびも二十年前に一度、そして今年また阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。
工芸店ようび 店主 真木
今年も阪東晃司さんに、存在がおめでたい「鶴皿」を作っていただきました。
はにかみ屋さん・・・、そんなお顔。
阪東晃司さんご自身に似た優しい表情の鶴がどうどうと羽を広げています。
来たる年に良いことをたくさん運んでくれそうです^^