「五月に向ってこの葵紋の箔絵盛り皿は新鮮です。」

漆器:黒目はじき足付宗寛盆・双葉葵文箔絵・守田漆器・山本哲

春過ぎて夏来にけらしにはまだ少し春の名残惜しき頃ですが、五月に向ってこの葵紋の箔絵盛り皿は新鮮です。加茂のまつり葵祭ではこの二葉葵が、主役斎王さまの輿を飾る大切なものの一つです。四月末頃から繁り始め、加茂の祭り頃に盛りを迎える丈夫で美しい植物です。

兜型のお皿は、五月のお節句用に正木さんが二十年程前に作られたもので、今年また再び作っていただきました。赤玉文の汲出は華やかでよく合ってくれています。

柏の葉のお餅は大阪名代の菊寿堂さんのもので、大変美味しい口当たりのすばらしいお餅です。

工芸店ようび 店主 真木

五月の節句にかかせない柏餅のコーディネイト^^

葵の双葉が散りばめられた宗寛盆の大皿は、足が付いて凛とした印象です。

春の天ぷら

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木