「大ぶりに切った鰹など盛るとかえって迫力があるものだと思いました。」

春草紋向付

乾山写しの春草のお向付をつくりました。思っていたより少し大きく深くなってしまいましたが、大ぶりに切った鰹など盛るとかえって迫力があるものだと思いました。寸法とは一番大事なもので、少しの大小をよみ間違うと、向付がおどんぶりのようになったり魅力のないものになってしまいます。
使い方をさまざま考えて、その「大きすぎる、小さすぎる」を逆手に、魅力的に使うことも出来るのだなとこの度は思いました。

辻村塊さんの酒器はやはり力強く自由で大いに焼き物をたのしませて貰えるものです。

工芸店ようび 店主 真木

「いつかは乾山・・・」。

伏原博之さんにいろいろに写していただいている乾山シリーズ。
こちらの本歌は「乾山銹絵染付春草図茶碗」です。

つくし、ワラビ・・・、花は雪割草でしょうか。

うつわの外側、そして内側にも春の草花・・・。
春到来の喜びがうつわに一杯です!(^^)/

春草紋向付

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木