こんな華やぎを出せるのはやはり乾山・・・。

白化粧の丸のみで見せている菊の花と鉄絵の濃淡だけの葉で、こんな華やぎを出せるのはやはり乾山と思わせられて、伏原さんに写しをお願いしました。

向付としてお刺身を盛っていただくのはもちろん、こうしてざっくりと秋らしい酢のものの先付等にもよく似合います。

お若い御夫婦が頑張られていてよくご繁盛されている「宮本」さんにお料理をつくっていただきました。小林東五さんの井戸の杯、備前の酒器と秋らしい雰囲気を醸し出してくれています。ポイントに白磁の菊小付をあしらってみました。

工芸店ようび 店主 真木

日本の秋と言えば、紅葉と菊。

伏原博之さんに写していただいた秋らしい菊の向付を今年も作っていただきました。

鍔の広めのうつわは、たっぷり盛っても美しく盛りつけられます。

酢の物は、食用菊の「もってのほか」と軸ほうれん草です。
合わせ酢にくぐらせた食材を、ぎゅっと絞ってふわふわっと盛りつけています。

京焼

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木