茄子がさわやかな一品となりました(o^^o)
カジュアルでシンプルなイタリア料理は、ご家庭でもパスタを筆頭にいろいろな料理が食卓にのぼるようになりました。仕上げには必ずオリーブオイルを一かけなど、最近はオリーブオイルも味そのものを愉しむ人が増えてきました。
油で気をつけないといけないのは、天然の原料であっても、薬品を使い科学的に精製されている油があるということです。オリーブオイルでも、「ピュア」とあるものや単に「オリーブオイル」として書かれているものは、科学的に精製されているオリーブオイルがブレンドされています。知識として持っておきたいものです。
日本の油は、残念ながら多くが科学的に抽出されています。たとえば、ごま油も「玉締めしぼり」などあえて明記されていなければ圧搾による製法ではありません。「一汁一菜」でご案内したこちらの茄子のひたひた焼は、ご想像通り、どうしても油をたっぷり吸ってしまいます。なので、油にはこだわりました。
使ったのは店主おすすめ、京都は山中油店の「玉締めしぼり胡麻油」です。もう一点おすすめは、マルホン(竹本油脂)の胡麻油。マルホンさんは、すべての胡麻油を圧搾法で作られています。どちらも軽く美味しいのですが、手間がかかる割には歩留まりがとても悪いそうです。高価な油ですが、是非一度お試し下さい。
さて、工芸店ようびオリジナルとして長年に渡り作っていただいている牡丹唐草のお皿が入荷してきています。
花かつをの力も借りて、茄子がさわやかな一品となりました(o^^o)