豆を盛ると黒豆の値打ちが三段階ほど上がりますね。
波の形をふちどりにした豪華な向付です。本金をたっぷりと使って、品の良い重厚さを出しています。
お刺身、和え物にとも思いますが、黒豆を盛ると黒豆の値打ちが三段階ほど上がりますね。
この向付の本歌は吉向治兵衛作の江戸後期のもので、大阪の十三で開窯、十三軒松月という号を用いておられたそうです。
「亀甲焼」とも称されていて、今は「吉向焼」として続いているお家です。
工芸店ようび 店主 真木
昨日「勤労感謝の日」、紅葉狩りは満喫されましたでしょうか。
大阪では、イチョウの黄色い絨毯がとても目に鮮やかでした(^^)/
さて、工芸店ようびは、お正月準備のご案内がスタートしています。
こちらは、伏原博之さんから新作、「交趾」の小鉢。
和食器でのみ味わえる、なんとも品の良い向付です。
縁は青海波になっています。
今回はお正月の黒豆を盛りましたが、
春の海、夏の海・・・、想像を膨らませてくれます。
もちろん、年中お使いいただけます^^
ちなみに、ぷっくり大きな黒豆は、兵庫西宮・清左衛門製です(o^^o)