常緑の松のめでたさを感じながら・・・

漆器・松文箔絵黒大椀・奥田志郎 & 山本哲

兄 野田行作が30才半ば位に作りました大胆な箔絵の松です。大好きな絵でしたが兄のものの写しを作りますのは仲々勇気が必要で、やっと今年、奥田志郎さんの椀にこの絵をのせてみようと思ったのでした。箔絵を担当して下さった山本哲さんは、このニュアンスをつかむのはむずかしかったそうで、御苦労をおかけしたようです。

兄の本歌は目はじきですが、真塗にのせてみるとまた違った良さを発見できました。常緑の松のめでたさを感じながらたっぷりとお雑煮など召し上がっていただきたいと思います。

工芸店ようび 店主 真木

今日は立冬。

日の入りがずいぶん早くなりました。
今日、立冬の大阪は、5時ちょうどだそうです^^

さて、
師走の12月は、お正月準備に慌ただしさがついてきますが、
11月なら、ゆっくりとお正月を迎える準備ができます。
たぶん、お気に入りも見つけることができる・・・と思います^^

ということで、工芸店ようびでは、
11月はお雑煮椀をご案内させていただきます(^^)/

最初はこちら、「黒蓋付大椀」の外側に大胆に松を描いたおおらかなお椀です。

「黒蓋付大椀」は、他にもいろいろ加飾していただいていますが、
具だくさんお雑煮におすすめです(o^^o)

現在、4客のみの在庫ですが、山本哲さんに追加で加飾していただいています。
気軽にお問い合わせ下さい(^^)/

黒蓋付大椀

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木