すっきりした中にも表情豊か・・・^^
岸野さんは父上は水墨の画家、兄上は彫刻家と御一家が芸術家の中で育たれ、よいもの古いものに触れて来られた上、福森雅武さんのお弟子さんでもあり、基 本のしっかりした素晴らしい感性を磨きつつ作陶をしていらっしゃいます。
この様な個性的な土物、火の窯(登り窯、穴窯など)のものは展覧会で一つずつお客様が見られて求められる以外に使い手に渡る方法がないのですが、展覧会というものをしない日常的にものを見ていただく姿勢の店「ようび」も、そんな個性をお客様にお見せしておすすめ出来ればと願って、むずかしい問題をクリアーしつつおたのみしているところです。
この度は秋らしい取り皿2種をお見せいたします。志野風の湯呑も地味ながら岸野さんらしい肌合いが美しいものです。
工芸店ようび 店主 真木
志野焼は、安土桃山時代、日本人が作った初めての白い焼物だそうです。
鉄分の少ない白い土に長石釉がたっぷり掛けられた志野焼は、白と緋色が作り出す表情が魅力的。
こちらは、工芸店ようびでは初めての作家さん、岸野寛さんの志野の筒湯呑です。
すっきりした中にも表情豊か・・・^^
岸野寛さんのうつわも、ゆっくりですが、この秋ご案内予定です!
ご期待下さいませ(^^)/