見込みに釉薬が溜まったものと、全体に斑釉がかかったもの。

斑5寸鉢・吉井史郎

週末も晴れだった関西。
日増しに暑さも増してきました(≧∇≦)

もうすぐ、一年で一番日が長い夏至。
いつもは梅雨の雨模様で、その恩恵がわかりにくいのですが、
夜の7時を過ぎても明るいと、なんだか得した気分にもなります(o^^o)

さて、引き続き吉井史郎さんの斑釉です。

以前ご案内した5寸は、釉薬の掛かり方の違いで、大きく2種類に分けています。
見込みに釉薬が溜まったものと、全体に斑釉がかかったもの。

こちらは、見込みに釉薬が溜まった方。
溜まった分、全体には透け感あります。

どちらも、素敵。
迷いますね。

盛ったのは、するめいかのわた煮です。
わた煮。
大根と炊くと美味しいですが、シンプルにオクラを添えてみました(o^^o)

吉井史郎

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木