お下がりをいただきます(o^^o)
「韓国官窯の白磁はこんなものです」と川村宏樹さんに白磁高杯の本歌をお届けしましたら、ご自分がいつも使っていらっしゃる土で白化粧して高杯を作って来て下さいました。形からすると官窯のものですが、これはこれとしてすがすがしい器となっています。重さもあまり重くなく、高杯としてはよく出来ています。
柏餅を盛ると清らかで、何かにお供えしたくなりますね。
工芸店ようび 店主 真木
今日は、端午の節句です。
高坏に盛ったのは、柏餅。
柏の木の葉は新芽が出てから古い葉が落ちることからの、「子孫繁栄」の縁起担ぎです^^
ところで、
柏餅の葉っぱの色ですが、茶色と緑色の両方を見かけます。
旧暦より一ヶ月ほど早い新暦の端午の節句の頃、
柏の葉は、残念ながらまだ新芽から少し膨らんだぐらい。
前の年に摘み取られ、塩蔵され茶色になったものを使うしかありませんでした。
技術は進み、現在、
塩蔵で銅イオンなどの葉緑素が失われ茶色になった葉を、
銅製の釜で戻すことで、緑色に戻った・・・と言うことだそうです。
長くなりました。
こちらは小振りな葉っぱにまあるい柏餅。
お下がりをいただきます(o^^o)