これから来る花野の風情も感じられ・・・

秋たけなわの酒膳

杉本寿樹さんの黒の九寸皿が久しぶりに出来てきて、秋のものを何か盛りたいと思っていましたが、休日に栗拾いに行った店の者が栗の葉をたくさん持って帰って来てくれました。もちろん洋食器としても使う平皿ですが、こうして八寸を盛り付けるとカラフルなつぼつぼがこれから来る花野の風情も感じられ、一気に秋たけなわの一皿となりました。

赤と緑、黄と緑のつぼつぼには季節の「いくら」と牛蒡の佃煮(西宮清左衛門製)が入っています。栗の葉には豆腐の味噌漬、甘塩の鱈子。辛いものばかりなので少しさらり目のお酒かな?

工芸店ようび 店主 真木

10月になりました。

旧暦では「菊月」の頃。

9月がお月様なら、
10月は菊の香りでぬる燗ですね^^

秋たけなわの酒膳

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木