粉引輪花向付・小・荒賀文成

8月です！夏ど真ん中！

夏に一度はいただきたくなるのがジュンサイ。
ぬるぬる、そして、シャキシャキの食感が暑気払いにぴったり^^

酢の物にしてみました。
うつわは、荒賀文成さんの粉引の小鉢。

食感を愉しむためには、
いろいろ食材をあわせず、単品もおすすめです！^^

ご存知の無い方のために説明すると、
スイレン科の水草です。
成長すると、水面に丸い葉を広げるのですが、
いただくのは、開く前の葉と蕾です。

ジュンサイは秋田県の特産品。
でも、関西人にとっては、魯山人も書いていますが、
ジュンサイと言えば、京都の深泥が池を思い浮かべます。

この深泥が池のジュンサイ、かつては絶滅の危機に瀕していたのですが、
環境保護で、今では増えすぎて困っているそうです。
天然記念物の為、増えすぎたジュンサイは刈られると、そのまま捨てられるとか。
食卓にのぼる日が待ち遠しいですね。