開きかけた梅の花のような愛らしい小鉢です。
定窯白瓷五片輪花小鉢
定窯白瓷と作者が書いて来られていましたので、そのままの名前にさせていただきました。
定窯は大変美しい白瓷で北宋の代表的な焼物です。遺品は少なく磁器をしている者たちにとってあこがれの強いものです。写しをつくるなど至難のわざなのですが、「どうして定窯って名前つけたの?」と聞いてみましたら「定窯みたいな色に見せませんか」とお茶目な御返事が返って来ました。
土も違い形も焼成も違い釉ももちろん違いますが、この半酸化の少し暖かみのある色合いだけでもおたのしみいただければと思います。
工芸店ようび 店主 真木啓子
「一汁一菜・器替わり」はいかがだったでしょうか。
久しぶりの海老ヶ瀬保さんの新作「定窯白瓷斜線彫り縁中鉢」は、とても懐が深い器。
いろんなものを気軽に盛り込めます。
いくつか盛りつけ写真も増やしてみました(^^)/
そして、こちらは、同じ「定窯白瓷」から開きかけた梅の花のような愛らしい小鉢です。
関西では梅雨と共に美味しくなるマダコを胡瓜とあえてみました(o^^o)