フォルムも轆轤目も美しいですね。

天草白瓷扁形菓子鉢・海老ヶ瀬保

七十二候では「桜始開(さくらはじめてひらく)」の頃。

伊勢物語にこんな歌が詠まれています。

「世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」

今も昔も、桜の時期はうきうき、そわそわします^^

さて、何年ぶりでしょうか。
海老ヶ瀬保さんから、天草の陶石にこだわった白磁の大鉢がやってきました。

フォルムも轆轤目も美しいですね。
季節にあわせて、いろいろなものを盛ってみようと思います。

こちらは、 紅菜苔のおひたし。
一口の長さに刻んたり、切らずに盛ったり。切り方で味も(少し)変わります。
特に切らずにいただく場合、生命すべてを上手にいただいてる気がします^^

白磁

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木