生木鉢・奥田志郎:和食器の愉しみ・工芸店ようび生木鉢・奥田志郎

生木鉢
どうしてこんな名前なの?とお思いになられると思います。

これにははっきりと意味がございます。切り出してすぐの欅の木を製材してそのまま形に挽いてしまいます。水分を抜かないで形にしてしまったものは乾燥の過程で歪みます。大きく歪むものとあまり歪まないものがあり、木目の走り方や、木のくせによって一つずつ違った形になります。

その面白さを生かしてみようと思われたのは故 奥田達朗氏だったのですが、実は電動轆轤のない頃はこの手法しかなかったのです。足挽きや手挽きのロクロでは、乾燥して堅くなった木材を挽くのは難しく、やわらかい生木のうちに成形までしてしまわなくてはいけなかったのです。歪みの強すぎるものや乾燥する間に割れてしまったものは使えませんので、大変に経済効率の悪いものでした。ある程度許せる限り製品にしたのでしょうが、古いものでそうしたものが残っているのを、ご覧になったこともあると思います。

電動ロクロになり刃物もよくなって、よく乾燥した材料で挽きものをしても、木はまだ歪むこともあるのですが、その割合は大幅に少なくなりました。そして次第に真円に近いものをよしとする様になったのです。・・・後略

工芸店ようび 店主真木

 

盛夏の「一汁一菜」いかがでしたでしょうか。瓜2種類のお味噌汁も、新鮮なアイデアではなかったでしょうか。

こちらは、「生木鉢」の木地です。木の目が美しいですね。
そして、「生木鉢」について、店主がしたためた文章。是非、こちらもご一読下さいませ。

たぶん、たぶんですが、ひずんだ木鉢が欲しくなります(^^)
実際、より、ひずんだ木鉢の方が、キュートです!(^^)/

一汁一菜