最初は、産直で見かけた「わらび」です。

粉引7寸中鉢・長森慶:和食器の愉しみ・工芸店ようび
粉引7寸中鉢・長森慶

5月も後半となりました。これからしばらくは、盛り鉢を中心にご案内していきたいと思います。なるべく、旬も盛り込みながら・・・。

最初は、わらびです。産直で見かけたので、まずは三杯酢に。晩春の爽やかな一品です。
あく抜きに一手間係りますが、わらびなど春の恵みはほろ苦さも味のうち。アクを抜きすぎてしまうと美味しさ半減です。

うつわは、長森慶さんから、直径21cmほどの粉引の大鉢です。ふわっとわらびを包み込むような、優しい風景が魅力です。

素朴な表情は、土や釉薬のこだわりからも生まれます。青みを帯びた上薬に、砂を含んだ土からのぞく鉄の点々。野暮ったくないのも長森慶さんだからこそ。

長森慶

保存保存

三つ足も素敵なアクセントになっています。

パート・ド・ヴェール三足変型鉢・大泉恵:和食器の愉しみ・工芸店ようび
パート・ド・ヴェール三足変型鉢・大泉恵

今日は「ヨーグルトの日」です。

だから、ヨーグルトの似合うガラスのうつわのご案内・・・。ではなく、相変わらず暑いからですが、今日は「パート・ド・ヴェール」の浅鉢のご案内です。

大泉恵さんの「パート・ド・ヴェール」には、こちらでご案内するのと同じ「三つ足」が多くあります。なるべくテーブルとの接点を少なくして、なるべくたくさん光を透して、光とガラスの編み出す世界を十二分に味わって欲しい・・・から、ですよね、きっと。
光を透すと、実は三つ足も素敵なアクセントになっています。よく見ると、こちらの足は6つもあります。

こちらは、一点のみとなります。お見逃しなく!

パート・ド・ヴェール

食卓は待ったなしで夏を迎えています。

トルコ青釉深小鉢・芦田俊之:和食器の愉しみ・工芸店ようび
トルコ青釉深小鉢・芦田俊之

今日も暑いですね。日向に少しいるだけで、疲れてしまいます。

といっても、寒くなったりで、なかなか衣替えが進みません。せっかく洗濯が済んでしまっているのに、引っ張り出してきたり・・・。
でも、食卓は、待ったなしで夏を迎えています。うつわの衣替え、進んでいらっしゃいますでしょうか。

さて、こちらはトルコブルーで、すっかり人気となった芦田俊之さんから、新作の「トルコ青釉深小鉢」です。ちょうど品切れとなった「トルコ青釉小鉢」の背を高く、容量をたっぷりにした深小鉢です。
たとえば、「うすいえんどうの翡翠煮」はいかがでしょうか。綺麗な青に、翡翠色に仕上げたうすいえんどうの緑が、とても涼しげです。それと、ポロ葱とジャガイモの「ヴィシソワーズ」も。目からもスープのヒンヤリが伝わってきます(^^)

筒向付・深向付

 

今晩あたりは、冷酒をきゅっ!

染付むぎわら文ぐい呑・須田菁華:和食器の愉しみ・工芸店ようび
染付むぎわら文ぐい呑・須田菁華

暑さ寒さが交代交替。今日は、暑い大阪です。

須田菁華さんから、湯呑に続き、ぐい呑みのご案内です。こちらの「染付むぎわら文ぐい呑」と見込みに梅一輪の「染付松竹梅文ぐい呑」です。
どちらも、少し前にご案内したことがありますが、どちらも、表情が変わっています。写真を撮り直しましたので、ご覧下さいませ。

今晩あたりは、冷酒をきゅっ!こちらの麦わら文は、そんな場面にぴったりのスマートなぐい呑みです。

須田菁華

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久し振りに胸がときめく焼き物です。

徳利_吉井史郎:和食器の愉しみ・工芸店ようび
丹波焼徳利_吉井史郎

丹波焼徳利

この徳利を持って来られた時、「古丹波のような土色ですね」と申しましたら、桃山時代に使われていた、いわゆる古丹波の土と同じものを手に入れましたと吉井さんは得意そうです。

灰もうまく降っていて、よい感じに出来ています。もちろん登り窯。古い窯は蛇窯といって一気に火がせまい窯の中を走るようになっている高火度の窯ですが、吉井さんの登り窯はもう少し温度が高いと思われますとのこと。

久し振りに胸がときめく焼き物です。

工芸店ようび 店主真木

雨の関西です。いかがお過ごしでしょうか。
雨の土曜日の午後にぴったり、昨日ご案内した吉井史郎さんから、徳利のご案内です。こちらの丹波焼徳利の他、斑、京唐津が7点。お好みはどれでしょうか。
それぞれ一点ずつ、つまり「一点もの」となっておりますので、お見逃し無く!

一汁一菜

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今日5月10日は「コットンの日」です。

京唐津湯呑・草花文・吉井史郎:和食器の愉しみ・工芸店ようび
京唐津湯呑・草花文・吉井史郎

オーガニック。日本語では、有機栽培。オーガニックと言えば、即野菜を思い出しますが、最近は、化粧品、そして、オーガニックコットンも目にするようになりました。どのジャンルも、実直で身体に優しい印象です。

日本には「オーガニックコットン」の定義がありませんが、欧州では、3年以上の有機栽培であること、遺伝子操作のない種であること、フェアトレードであること、です。

3つめの、貧しい地域での児童労働対策や環境保護を目的とした「フェアトレード」は、日本でも特に最近注目されています。
工芸店ようびでも「食器洗い布」を扱わせていただいています。こちらは、あわせて、売上の一部を被災地の子供のためになる団体に寄付もさせていただいています。

そして2番目の「遺伝子操作のない種」であることも見逃せません。野菜などの多くの種は、形を整えるため、収穫時期を同じにするため、害虫に強くするため、農薬に強くするためなどなど、遺伝子の組み替えが行われています。
生産者や消費者の目的にあわせて様々に改良されている種ですが、問題を多く抱えているのも事実です。こちらの問題点には触れませんが、一方、「遺伝子操作のない種」には、毎年同じように育たない・・・という問題(?)があります。

扱いにくい上、毎年、同じ綿製品ができるかどうか約束できない、それでは、商品として扱えない・・・。それが、「遺伝子操作のない種」の現実と将来です。
果たしてそうでしょうか。たとえば、ワインの場合はどうでしょう。年々の違いを味わうことができています。消費者として、オーガニックの商品の「個性」を積極的に楽しめれば、さらに日本に定着してくれると思いますが、いかがでしょうか(^^)

さて、こちらは、座右の銘が「妙」の吉井史郎さんの新作の湯呑です。同じ窯出しのうつわでも、一点一点表情いろいろ、個性満点!
あと一点、深く渋い「京唐津湯呑・うずまき」も新しく入荷してきました。大小2種ございます。

長くなりましたが、今日5月10日は「コットンの日」です。

工芸店ようび

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