
京唐津湯呑・草花文・吉井史郎
オーガニック。日本語では、有機栽培。オーガニックと言えば、即野菜を思い出しますが、最近は、化粧品、そして、オーガニックコットンも目にするようになりました。どのジャンルも、実直で身体に優しい印象です。
日本には「オーガニックコットン」の定義がありませんが、欧州では、3年以上の有機栽培であること、遺伝子操作のない種であること、フェアトレードであること、です。
3つめの、貧しい地域での児童労働対策や環境保護を目的とした「フェアトレード」は、日本でも特に最近注目されています。
工芸店ようびでも「食器洗い布」を扱わせていただいています。こちらは、あわせて、売上の一部を被災地の子供のためになる団体に寄付もさせていただいています。
そして2番目の「遺伝子操作のない種」であることも見逃せません。野菜などの多くの種は、形を整えるため、収穫時期を同じにするため、害虫に強くするため、農薬に強くするためなどなど、遺伝子の組み替えが行われています。
生産者や消費者の目的にあわせて様々に改良されている種ですが、問題を多く抱えているのも事実です。こちらの問題点には触れませんが、一方、「遺伝子操作のない種」には、毎年同じように育たない・・・という問題(?)があります。
扱いにくい上、毎年、同じ綿製品ができるかどうか約束できない、それでは、商品として扱えない・・・。それが、「遺伝子操作のない種」の現実と将来です。
果たしてそうでしょうか。たとえば、ワインの場合はどうでしょう。年々の違いを味わうことができています。消費者として、オーガニックの商品の「個性」を積極的に楽しめれば、さらに日本に定着してくれると思いますが、いかがでしょうか(^^)
さて、こちらは、座右の銘が「妙」の吉井史郎さんの新作の湯呑です。同じ窯出しのうつわでも、一点一点表情いろいろ、個性満点!
あと一点、深く渋い「京唐津湯呑・うずまき」も新しく入荷してきました。大小2種ございます。
長くなりましたが、今日5月10日は「コットンの日」です。



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