錫器:錫5.5寸平皿・ゆり工房

錫器:錫5.5寸平皿・ゆり工房

とことん冷たくいただくなら、お皿は錫がおすすめです。

二十四節気では「大暑」。
最も熱い頃。

七十二候では「土潤溽暑 (つちうるおうてむしあつし)」。
この「溽」という漢字。
これだけで「むしあつ(い)」と読みます。

まさに今を表す漢字。
温暖化でこれからも激しく蒸し暑い日々が続くとなると、
常用漢字に追加されるかもしれません。

さて、夏といえども、甘い和菓子は欠かせません。

水ようかんや水まんじゅうやくずきり・・・。
つるっとのど越しの良さがたまりません。

とことん冷たくいただくなら、お皿は錫がおすすめです。

見た目も涼やかですが、錫は熱伝導率が高いので、冷蔵庫で数分冷やすだけで十分な冷たさになってくれます。

錫器・中村百合恵・ゆり工房さん

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木