お椀の向こう側 – 紅葉箔絵黒蓋付平椀

漆器:紅葉箔絵黒蓋付平椀・尚古堂

「やはり季節感のあるものは新鮮です。」

輪島の銘工房・尚古堂さんに、美しい形の平椀を新しく作っていただきました。尚古堂さんは輪島塗の技術をきっちりと守られた上、独自の形を次々と送り出され、日本産の良い漆を使った数少ない作者です。品質の良さは定評のあるもので、ようびではこの三十年位の間にたくさんのものを作っていただいています。

箔絵のもみじは随分以前、兄 野田行作の意匠を山本哲さんにお願いしてお椀にアレンジして下さったものを、今一度お願いしました。やはり季節感のあるものは新鮮です。これからのもみじの季節、そして青もみじの季節にもよろしきものと思います。

工芸店ようび 店主 真木

紅葉の季節到来!
山から紅葉が足早に降りてきました。

この季節にふさわしいコーディネイトを今年もご案内させていただきます。

尚古堂さんのお椀に山本哲さんの箔絵・・・。
ご堪能くださいませ!(^^)/

紅葉箔絵黒蓋付平椀

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木