夏も、漆器のある暮らし、素敵です!^^

漆器・椿蒔絵糸目椀・尚古堂・竹田省

昨日の朝の大阪北部の大きな地震。
あらためて、お怪我はございませんでしたでしょうか。

大切な食器が割れてしまった方もいらっしゃることと思います。
余震が怖いのですが、とにかく、日常、平静を取り戻さないと!です。

お店は、倉庫を中心にいろいろ破損してしまいましたが、
今朝から普段通り営業をしています^^

さて、震災の時、頼もしいのは、実は漆器だったりします。

押しつぶされてしまっては元も子もありませんが、
落ちただけでは欠けにくく、欠けても修理をすることができます。

木の弾力性、漆の接着力のすばらしさ故ですね^^

こちらは、尚古堂さんから椿のお椀です。

震災が無ければ次の特集に登場しているはずだったのですが、
特集は、少し延期となりました。

薄く挽かれたお椀に蒔絵が施された優美なお椀。

名前には「椿」。
・・・夏の今頃に?

実は、模様は梅雨頃から咲き始める立葵がモチーフなんです。
・・・「立葵」が「椿」とは?
ますますわからなくなって来ましたね(o^^o)

その辺りは、特集で店主に認めてもらうとして、
夏も、漆器のある暮らし、素敵です!^^

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木