日本のお正月を迎えるにふさわしいお碗です。

京焼・乾山写雪笹文蓋向付・伏原博之

乾山写雪笹紋蓋向付

笹に雪が積もっている姿はさまざまに紋様化され、冬の美しい形の一つとされています。いつの頃からか雪笹と言い習わして来られてよろしきものです。(笹と竹はこのような紋様にした場合はどちらと思っていただいてもよろしいと思います。)

 蒸し物や煮物を入れていただくものですが、これに今年はお雑煮を盛っていただいてみようかと思いました。

工芸店ようび 店主 真木

寒さが身にしみますが、穏やかに12月を迎えた大阪です。
今週末は、最後の紅葉狩りで賑わいそうですね。

さて、いつもより、寒さが厳しそうな今年の冬。
偶然にも、「お正月のコーディネイト」の第一弾は雪のお雑煮碗となりました。

暖かくした部屋から眺める雪景の庭。
笹に積もる雪は、美しい冬の情景を思い起こさせてくれます。

日本のお正月を迎えるにふさわしいお碗です。

お正月のコーディネイト

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木