まさにスイバの花の優しさを思わせます^^

雅造すいば絵皿7寸・土楽・福森雅武

春の風物詩の山菜。

まだまだ畑に野菜が少ない頃に、山に野に顔を出す草や木の芽たち。
まだまだ眠い身体を起こしてくれる頼もしい食材です。
つくしやたんぽぽ、よもぎに筍・・・。

そんな一つにスイバがあります。
おひたし、あえもの、煮びたしなど、アクを抜いてからいろいろにいただきます。

個人的には、
いまだ、イタドリとスイバの名前で混乱していますがA^^;)

さて、
こちらは、土楽窯当主、福森雅武さんご自身作のうつわです。

描かれているのが「スイバ」。

雌雄別株のスイバは、とても地味な花をつけます。
白い花の雄株に対して、雌株の花は優しい色合いがエレガントな貴婦人のようです。

中皿には線刻で描かれていますが、土と釉薬が作り出す風景は、まさにスイバの花の優しさを思わせます^^

土楽

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木