いわゆる「びわ色」の井戸になっていくのも楽しいと思います。
以前に御紹介した有光武元さんの井戸の土で、この度は湯呑や小鉢を作っていただきました。茶道具以外にはあまり見ない井戸の土のものですが、焼き上がってから柿渋につけ（タンニンなので酸化し黒くなる）落ち着かせていただいてみますと仲々に風雅なよいものになりました。使っていただいているうちに土がだんだん赤褐色に変わってきていわゆる「びわ色」の井戸になっていくのも楽しいと思います。これから同じ土で又いろいろ挑戦していただきたいと思っています。
工芸店ようび 店主 真木
穏やかな週末の大阪です。
昨日に引き続き、有光武元さんから「井戸風」のうつわ、
こちらは「中鉢」です。
使い手が育てる愉しみがある・・・。
和食器ならではですね。
有光武元さんご自身が育てた「井戸片口」もご参照下さい。
ようびの器 ものみな美しき日々のために
大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録！
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