猛々しくない鶏が愛らしくもある絵柄です^^

闘鶏図6寸皿・藤塚光男

すでに酉年も半分となろうとしています。早いですね。

鳥といえば、まずは鶏。
関西では「かしわ」と呼ばれています。

普通に、小さな頃から鶏屋は「かしわ屋さん」だったので、
なぜ「かしわ」と呼ぶのかはわかりません。
ので、調べてみました。

ちょうど5月の端午の節句でおなじみの「柏餅」と、やはり関係があるようです。

かつて、羽が茶褐色の鶏が葉の色と似ていることから「かしわ」と呼ばれていたそうで、
次第に「鶏肉」の意味で使われるようになり、
白い羽の鶏が主流の現在でも、関西(西日本)では使われている・・・そうです。

長くなりました。

こちらは、鶏といっても「闘鶏」。

明末清初期の古染付の写しです。
猛々しくない鶏が愛らしくもある絵柄です^^

古染付・闘鶏図6寸皿・藤塚光男

古染付・明末清初期

藤塚光男

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木