これ一つでお正月になるものです。

色絵〆飾文皿・須田菁華

十一月の声を聞くと「新年の準備をしないと」と思う季節です。

年々お節会をお作りになる方が減っているとききますが、やはりお雑煮はその家々の習慣(伝統)なのでお作りになることでしょう。お餅の量もあまり大きなものは敬遠されるらしいので、従来の雑煮椀より少し小さくてお吸物椀として用いる大きさのものに、金箔の太・細の線を入れて華やかにしてみました。色は黒と朱がございます。 お正月らしい取り皿をあしらって、お重詰を取り分けたのしんでいただければと組んでみました。

黒の方は、お銚子は錫のものに京焼の色絵宝尽くし紋の蓋、金箔を貼った朱盃はお酒を入れるときらきらと浮いてみえ楽しんでいただけるでしょう。盃台はゆり工房の盃台です。とり皿は毎年出させていただいている〆飾りの4寸皿、これ一つでお正月になるものです。膳も角切にして少し改まった気分のものにしてみました。

工芸店ようび 店主 真木

昨日はスーパームーン!
だったのですが、
関西は夜中ずっと雨でした(≧∇≦)

日本は昔から満月だけを愛でているわけではありませんよね。
今日は「十六夜(いざよい)」。
満月の昨日より50分遅く顔を出してくれます^^

さて、
2017年、お正月のコーディネイト第二弾です!(^^)/

須田菁華さんのしめ縄の小皿だけで、
「ザ・お正月」ですね!(^^)/

お正月のコーディネイト

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木